最先端の農業について

現代の農業は最新の技術を活かし、高品質な農産物を季節を問わず継続的に供給できる時代になってきています。
その一方で、自然栽培にも注目が浴びています。自然栽培とは外部から資材を投入することなく、自然の力を利用して栽培をおこなう農業のことを言います。肥料・農薬・除草剤などを使わない代わりに人間がよく観察をし、手間をかけて育てていくのです。
害虫がついていたり、病気になりそうだとわかれば、農作物が本来持っている防除力や免疫力を引き出します。土の栄養分が足りないとわかれば、自然の持つエネルギーを利用します。

こうしてできた農作物は甘いものはとても甘くなり、辛い物はとても辛くなる、という傾向があります。天然の風味や野生ならではの食感を感じることもできます。
自然栽培は農家にとっても消費者にとっても安心で安全な栽培法です。

最近ファイトケミカルという言葉をよく耳にします。
ファイトケミカルとは植物性化学物質のことで、かぼちゃやニンジンに含まれるオレンジ色の色素であるβカロテンやトマトの赤色であるリコピン、にんにくやねぎなど刺激臭の強い硫化アリルなど、色や香り、苦味などの成分をいいます。
このファイトケミカルには抗酸化作用、解毒作用、抗がん作用、殺菌作用などがあります。自然栽培の野菜や果物にはこのファイトケミカルが多く含まれます。
農薬や肥料を使わず、地球環境にもやさしい自然栽培は、自然のパワーを最大限に利用した最先端の農業技術といえます。

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